「アイドルがお酒の広告?」…aespaカリナをモデルとして掲げたロッテの「KRUSH」ビールが議論の的に

酒類関連業界では、ロッテ七星飲料が青少年に人気の高いアイドルをモデルに抜擢したことについて、懸念の声が上がっている。
ロッテ七星飲料の「KRUSH(クラッシュ)」ビールのモデルとなったaespaカリナの場合、現在「満23歳」だが、これまで酒類業界では満24歳以下のアイドルをモデルとして起用することを暗黙的に自制する雰囲気だったからだ。
酒類業界でこのようにモデル起用について慎重になる理由は、「満24歳以下の有名人」をモデルとして掲げた時、青少年の飲酒に大きな影響を及ぼすことが懸念されるからだ。
現在、法的には満19歳以上であれば酒類広告に出演すること自体は問題にならないが、酒類業界は当該法案が社会的問題になったこともあり、満24歳未満の広告モデル起用を控えてきたというのだ。
ハイト眞露の場合、歌手IU(満30歳)と俳優ソン・ソック(満40歳)、そして俳優コン・ユ(満44歳)をモデルにしている。OBビールもまた、「HANMAC」のモデルとして歌手で俳優のスジ(満29歳) を起用している。
ハイト眞露の関係者は「酒類広告は、広告時間が制限されているために青少年をターゲットとして広告しているわけではない」とし、「様々な事案を考慮して、広告モデルを選定している」と話した。
OBビール関係者も「青少年の飲酒に影響を与えることができる若い芸能人たちは、広告モデルとして自制している」とし、「グローバル本社でも、モデル年齢を満25歳以上に制限しているため、韓国国内でも満24歳以上のモデルを起用している」と話した。

▲イメージ出所:ロッテ七星飲料