「友達は嫌だ」BTS V、魔性の告白ソング…MVで熱演も

Big Hit Musicは、各種音源サイトとハイブレーベルズの公式YouTubeチャンネルに、防弾少年団Vの新しいデジタルシングル「FRI(END)S(フレンズ)」の音源とミュージックビデオを公開した。
「FRI(END)S」は、長い間友達として過ごしてきたが、今は友人の間を終わらせ、それ以上の関係に進んでいこうという心を告白する曲だ。曲のメッセージを暗示的に表現した曲タイトルの表記法が印象的だ。「FRI(END)S」の中で「END」に括弧をつけ、友達という関係の「終わり」を強調する。
ミュージックビデオは、同じ日常を過ごすVの1日が2回映る。Vは、一度は数多くのカップルの中で一人退屈な時間を過ごし、もう一度は愛する人と一緒に恍惚な時間を過ごしている。映像前半部のVは冷笑的で寂しく見える反面、後半部のVからは、終始一貫して幸せな笑顔が絶えない。Vは、表情と目つきだけでなく、衣装やヘアスタイル、小物などで変化を与え、繰り返される状況をまったく別のストーリーのように感じさせた。相反したキャラクターを立体的に表現したVの卓越した演技も圧巻だ。
映像は、全体的に乾燥している感じがありながらもロマンチックな雰囲気を一緒に盛り込み、短編映画を見るような感じを与える。特に、'孤独な男'と'恋に落ちた男'の日常を'死'に区分した演出が、ミュージックビデオの没入度を高めるのに一役買っている。曲のタイトルにある「END」を友人関係の「終わり」という意味のほかに、告白ソングからは普通は思い浮かばない「死」という素材につなげているのが新鮮な感じを与える。

▲イメージ出所:Big Hit Music