グループ防弾少年団(BTS)のRMとVが16日、陸軍訓練所で訓練兵の修了式を終え、二等兵階級章をつけた。
陸軍によると、RMとVは5週間の制式訓練、精神教育、救急法、各個戦闘、生物化学兵器訓練などの基礎軍事訓練を終え、16日に修了した。「最精鋭訓練兵」に選抜された彼らは、修了式行事で表彰を受けるために壇上に立った。陸軍訓練所の最精鋭訓練兵は、200人のうち5人程度だけ選抜され、褒賞休暇も受ける。
特に、修了式ではRMのビデオレターも公開された。彼は、志願して映像で感想を明らかにしたことが分かった。
彼は「入隊自体を長期間延ばしてきて、年齢も結構高い状態で入隊したので、多くのことが怖くて心配になっていたのが事実」とし、「遅く入隊したために、一緒に生活していた生活館の同期は、ほとんどが私と10歳ほど離れている若い同期訓練兵たちで、一緒に生活することになった」と感想を語った。
それとともに「精神戦力教育を通じて、分断国家であり休戦国家である我が大韓民国での軍の必要性、基礎軍事訓練の必要性を切実に悟った」とし、「私には、陸軍訓練所でなければやってみることのできなかった経験が非常に多かった。特に、数日前に完了した夜間行軍が最も記憶に残っている」と話した。
RMは「一晩中戦友たちと一緒に行軍をしながら、大変な時、星を見て一緒に応援を交わし、言葉だけ聞いていたその戦友愛が何なのかを感じることができた」とし、「すばらしい幹部の方たちと、分隊長さんたちのおかげで、とても不慣れだった多くの訓練の数々もやりがいを感じられたし、楽しく完了することができた」と伝えた。
彼は「自然に軍生活の中での意義、楽しさとやりがいを見つけることができた」とし、「みんなが射撃術を学ぶ必要がない、そんな世界が最も理想的だろうけれど、70余年間大韓民国で享受されてきたこの平和は、多くの方々の崇高な犠牲と努力、献身があったことを思い出しながら、今後の残りの軍生活でも最善を尽くして任務を遂行する」と締めくくった。
RMは今週中に自隊に配置され、入隊前に首都防衛司令部特殊任務隊(SDT)に支援したVは、3週間の後半期教育を受けた後に軍服務を始める。