「軍服務中のBTSメンバーで商売」に怒ったアーミーたち、所属事務所からも警告状

防弾少年団(BTS)の所属事務所が、国軍慰問手紙プラットフォーム「ザキャンプ(THE CAMP)」の運営会社に「軍服務中のメンバーの名前などを無断使用した」として、警告状を送った。
ハイブは国軍慰問手紙アプリの「ザキャンプ」運営会社イネーブルダオンソフトに「BTSメンバーの肖像、声明などを許可なく使用しないでほしい」と公文を発送した。
「ザキャンプ」は、入隊した訓練兵に家族や知人が慰問手紙を送るアプリケーションだ。運営会社が陸軍と業務協約を結び、陸軍コミュニケーションサービスとして定着している。
「ザキャンプ」は、「オフィシャル」(公式)という言葉をつけてBTSメンバー別にコミュニティを作って運営した。公式コミュニティ運営権は所属会社が持っており、権利を侵害されたというのがハイブの立場だ。
また、「ザキャンプ」はオンラインモールで人形や名札などを販売したが、ここにBTSメンバーの名前を使用した。所属事務所は、これについてもやはり無断使用とみなしている。
パブリシティ権侵害の疑惑は、BTSファンのアーミーたちが先に提起していた。ファンたちは、「入隊したメンバーたちを利用して商売するなんて」、「アーミーファンダムを利用しないで」と指摘した。

▲イメージ出所:防弾少年団公式SNS